2016/03/25

Brush Popper

「オーパ!(文庫版)」、P67

  
テントウ虫の色をしたヘドンのブラッシュポッパー、FRBカラーです。蛍光色の赤のボディーに黒い点々を施したカラーですが、デザインには二種類あります。 よく見掛けるのは右の「ぼかし状」のアイシャドーのもの。もう一方は、左の「隈取り」状のアイシャドーのもの。「オーパ!」に載っているのは後者です。

FRBはブラッシュポッパーの中でも短い年数しか作られなかったカラーで、サイズも大きいほうにしか塗られていないと思います。「オーパ!」の影響ではないとは思いますが、ブラッシュポッパーの中でも人気のあるカラーではないでしょうか。

2016/03/24

Black Fury

「オーパ、オーパ!! アラスカ至上篇 コスタリカ篇(文庫版)」、P236
「太陽(No.422 特集 開高健)」、P52、61


これも、日本では比較的よく知られたスピナーです。メップス社のブラック・ヒューリー。渓流の流れる山林に棲む小さな昆虫類の色を模したスピナーとされています。国内に輸入されていた数が圧倒的に多かったためか、ブラック・ヒューリーといえばこの黄色いドット模様のものを思い起こす釣り人が多いのではないでしょうか。

「オーパ・オーパ!!」の写真ですが、暴れたサケの鰓が赤く写っているようにも見えます。本文には「メップス」の文字は頻出してきますが、具体的なモデル名までは記載されていません。普通は、同社の代表作である「アグリア」が思い浮かびますので、余計に見逃してしまいそうです。ただ、「太陽」の写真を併せて見比べてみますと、このサケの頭付近に写っているのが「ブラック・ヒューリー」であることに納得がいくと思います。カラーは、蛍光赤のドット模様。#4くらいのサイズになると、点々の数も増えてくるので、魚の鰓耙にそっくりです。

現行品のカラーラインアップを確認してみると、「オーパ・オーパ!!」掲載の蛍光赤もまだ製造されているようです。黄色に次いで並べてあるので、継続的に人気のあるカラーなのでしょう。流石、開高さんの見立てたカラーです。

2016/03/23

Mepps Aglia #4 & #5

「オーパ、オーパ!! アラスカ至上篇 コスタリカ篇(文庫版)」、P27、39、223、224、227、234、235、236、239、240、242、その他多数


開高さんはスピナーを愛用していましたが、中でも一番のお気に入りが、このメップス社の「アグリア」でした。特に#4と#5は本当によく登場してきます。ご自身でも自信のあるルアーだったのでしょう。

日本では、大型のスピナーを使いこなす釣り人はほとんど見掛けません。メップスでいう#2以下のサイズのものは渓流や管理釣り場でもよく使われていますが、#4や#5といったサイズを投げている人はついぞ見たことがありません。アピール力がある半面、スレやすい日本の釣り場ではすぐに魚に見破られてしまうのでしょう。


私は、一時期、海で使ってみたことがあります。ハマチやシイラなどが、群れで競い合って奪い合いに興じてくれたこともあります。ただ、やはり金属製のルアーは海釣りでは錆の問題があり、特にフックがすぐに駄目になってくるのが難点でした。

2016/03/22

Panther Martin

「Basser (No.151)」、P36


スピナー好きの開高さん、流石にイタリアの名作もボックスに入れてありました。ブレードがシャフトと直結した斬新な造りのパンサーマーチン。ブレードには微妙な凹凸があり、よく回転するように工夫されています。

最近のモノ(といっても20年以上前に入手したものですが)はパッケージにハリソン社の名前が刷られていますが、ブレードの「Italy」の刻印は健在です。ルアーでも、イタリア製というだけでデザインのすべてが斬新で魅力的に思えますね。そういえば、スーパーカーブームの頃も、私はデトマソパンテーラとランチャストラトスが大好きでした。

2016/03/21

Mepps Comet Mino

「オーパ!(文庫版)」、P175
「フィッシュ・オン(豪華版)」、目次ページ


MeppsやABU、他にもたくさんのメーカーが、この手のゴム製ミノー付きのスピナーを昔からラインアップしていました。釣り人を魅了するための細工かと思っていましたが、実力もあるようですね。こちらのプレスリリースには、「Bassmaster Magagine」誌や「Sport Afield」誌での評判がとてもよかったことが記されています。

日本では見掛けませんが、「#5サイズ」や、アグリアロングのブレードが付いた「Giant Killer Mino」などのバリエーションもあるようです。大きいものも、一度入手して試してみたい気がしています。

2016/03/20

Sassy Shad

「オーパ、オーパ!! アラスカ篇 カリフォルニア・カナダ篇(文庫版)」、P321、327、330、332、ほか



「オーパ、オーパ!!」では、ミスターツイスター社のルアーが頻出してきます。特に、ウォール・アイ(ウォーライ)釣りの際には、友人のボブ・ジョーンズさんご推薦の同社製サッシー・シャッドが「百発百中」だったとあります。

開高さんの記述では、サッシー・シャッド=ジグスピナーというようにも読み取れますが、実際にはサッシー・シャッドは小魚の部分(軟質プラスチックのルアー)を指します。何種類か販売されていたジグヘッドとのセットで使ったり、開高さんのようにジグスピナーとして使ったり、様々な使い道が推奨されていました。また、私が子供の頃は、ソーシー・シャッドとも紹介されていることも多く、雑誌にもよく取り上げられていました。

当時のモノがいくつか残っているだろうとボックスを探してみたのですが、出てきたのは同社のミスターミノー。サッシー・シャッドの売れ行きに気を良くして、よりリアルな造りのものを開発したのではないかと想像しますが、こちらのほうはあまり人気はなかったようです。

2016/03/19

Beno Jointed

「Basser (No.151)」、P36


開高さんのプラノのボックスの一角に、他のルアーに隠れてひっそりと収まっています。

ジョイントの程度に様々な種類があり、3連、5連、7連・・・と長いものは延々と連なったものが売られています。首振りの動きが派手なので、ジョイントだとそれこそヘビのように動きます。開高さんも動きに期待して投げてみたのでしょうか。ボディー自体が小さめなので、ベイトキャスティングには少し軽すぎる感があり、むしろスピニングやスピンキャスト向きです。