「開高健 展(神奈川近代文学館 ’99)」、P57
「もっと遠く!(豪華版)」、P20
「もっと広く!(文庫版 上)」、P113、118、191
「もっと広く!(文庫版 下)」、P191
「オーパ、オーパ!! アラスカ篇 カリフォルニア・カナダ篇(文庫版)」、P232
「オーパ、オーパ!! アラスカ篇 カリフォルニア・カナダ篇(豪華版)」、P183、187
「オーパ、オーパ!! アラスカ至上篇 コスタリカ篇(文庫版)」、P233
「オーパ、オーパ!! アラスカ至上篇 コスタリカ篇(文庫版)」、P350
その他もろもろ
開高さんといえば、このリール。アンバサダーデラックス。5000CDLではなく、波型リム、黒ドラッグの5000 De Luxeです。最初の2台の入手の経緯は、開高健展パンフレット(神奈川近代文学館)に掲載されているABU本社への礼状の下書き(英文)に詳しく記されています。
これによると、1969年にスウェーデンを訪問した際に1台、翌年にも1台、計2台が記念品として開高さん(と秋元さん)に贈られたようです。釣り紀行では、南北両アメリカ大陸縦断記(「もっと遠く!」、「もっと広く!」)のころから1台が実釣用として活躍し始めます。オニキスの小型ダブルハンドルが装着された金のリールが燦然と輝く写真が、何枚も掲載されています。残念なことに、この1台はおそらく帰路の空港で盗難に遭い、惜しくも開高さんの手元からは離れていったと思われます。
したがって、その後や晩年の釣りによく登場してくる5000 De Luxe は、ABU社の純正パワーハンドル(軸間8cm、シルバー)が装着されていました。このことからも、アメリカ大陸縦断記の頃のものとは別の個体であることが想像できます。もっとも、開高さんは周りの人々にあれこれとすぐに贈呈してらしいので、他にもたくさんのデラックスがタックルボックスに入っていたとも考えられます。
こちらは、私自身が実働させている2台。5000 De Luxeはスプールの回転の良いものが多く、軽めのルアーでもよく飛びます。金の色合いも山吹色に近い濃い色合いで、メッキも重厚感があります。使っていてとても気持ちのよいリールです。
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