「もっと広く!(文庫版 上)」、P191
「サライ(2005年9号)」、P43
それがダメなら、つぎは赤白のラッキー13
ピーコック・バス狙いに、満を持して登場してくるダーターの雄、ヘドン・ラッキー13。残念ながら魚と一緒の写真が出てこないのでピーコック・バスには不発だったのかもしれませんが、とにかく開高さんが信頼を置いていたルアーであったのは確かでしょう。「サライ」に掲載されているボックスを目を凝らして見ると、ラッキー13の赤白が確かに入っています。
赤白のカラーのうち、色の境目がハッキリとしているものは「カット」と呼ばれています。一方で、「サライ」に掲載されているカラーは境目がぼんやりとしていまおり、こちらは通称「ぼかし」や「ブレンド」とよばれる塗り方のものです。開高さんのは、「ぼかし」タイプですね。
それにしても、ラッキー13の「赤白」カラーを特筆されるとは、開高さん、流石にお目が高いです。お陰さまで、私自身もこのルアーではこれまでいろいろといい思いをさせていただきました。下の写真は、開高さんも長逗留や転戦して大物を狙ったとされる某所の「スズキ」。私の同種レコードフィッシュです。開高さん、仇をとっておきましたョ。
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