「もっと遠く!(文庫版 上)」、P4
「もっと広く!(文庫版 上)」、P105
スプーン鈎の名作ダーデヴル。
「フィッシュ・オン」で最もインパクトが強いルアー。赤白のダーデヴルを銜えた巨大なキングサーモンの写真が掲載されています。昔のスプーンの(というよりも、擬似餌=ルアーの)代表格で、スプーンと言えばダーデヴル、ダーデヴルと言えば赤白というイメージが埋め込まれている往年のルアーマンも多いことと思います。私もそのひとりです。
「ダーデヴル」は実のところはルアーの名前ではなく、ブランドやシリーズの名称のようで、サイズ別にコピーキャット、ロケット、スピニー、ミジェットなどの名前が付いています。ただ、私の周りでは、全サイズひっくるめて、「顔付きスプーン」とか、「サリーちゃんのパパ」とか、省略して「サリーちゃん」と呼んでいました。
最初期のもの(Osprey Famous Fishing Tackle)の箱は、こんなデザインでした。ボロボロでよく見えないかも知れませんが、トップのイラストからやはり赤白がブランドを代表するカラーだったことが分かります。ダーデヴル以外にも、昔はジョンソンのシルバーミノーなんかも箱入りで売っており、箱に入っているだけで高級感がありました。よい時代でした。
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