2016/03/20

Sassy Shad

「オーパ、オーパ!! アラスカ篇 カリフォルニア・カナダ篇(文庫版)」、P321、327、330、332、ほか



「オーパ、オーパ!!」では、ミスターツイスター社のルアーが頻出してきます。特に、ウォール・アイ(ウォーライ)釣りの際には、友人のボブ・ジョーンズさんご推薦の同社製サッシー・シャッドが「百発百中」だったとあります。

開高さんの記述では、サッシー・シャッド=ジグスピナーというようにも読み取れますが、実際にはサッシー・シャッドは小魚の部分(軟質プラスチックのルアー)を指します。何種類か販売されていたジグヘッドとのセットで使ったり、開高さんのようにジグスピナーとして使ったり、様々な使い道が推奨されていました。また、私が子供の頃は、ソーシー・シャッドとも紹介されていることも多く、雑誌にもよく取り上げられていました。

当時のモノがいくつか残っているだろうとボックスを探してみたのですが、出てきたのは同社のミスターミノー。サッシー・シャッドの売れ行きに気を良くして、よりリアルな造りのものを開発したのではないかと想像しますが、こちらのほうはあまり人気はなかったようです。

0 件のコメント:

コメントを投稿