2016/01/25

Bang-O Spinner

「オーパ、オーパ!! カリフォルニア・カナダ篇 扁舟にて(豪華版)」、P174


池原ダムでの釣り。「トップ・ウォーター・プラグとバス」 とのキャプションで紹介されているのが、バグリーの「バンゴースピナー」。おそらく4インチのBSカラーです。ただ、本文には、「レッズというワーム一本槍で攻めた」とあるので、もしかすると、同行の浜松さん、または力丸さんの釣果かも知れません。

上の写真の手前のものは、同じカラー(BS)の5インチサイズです。スピナーテールバンゴーという呼び方もあるようですが、私が購入した頃はバンゴースピナーだったような気がします。


バンゴースピナーは、私も池原ダムやその他の紀伊山地のリザーバー、琵琶湖などでよく使いました。初めて手に入れたのは1980年代中頃で、確かミナミの「フィッシングサロン心斎橋」だったと思います。一階奥のガラスケースの上に、箱ごとたくさんのカラーが並べてありました。ホイル張りのタイガーカラー(F6G)を選んだのですが、しばらくして、友人のものとはテールの構造が違うのに気付いて驚きました。売れ残りを選んでしまったようで、真鍮製ワイヤーにボス付きのペラが付いた凝った造りになっていました。釣り場で二度びっくり。こちらのほうが圧倒的に釣れました。ホイルもアワビのような光沢で、特にクリアな水域では魚が湧いて出てきました。


ご多分に漏れず、このルアーもオールド品のほうが表情が豊かです。鼻先がシャープで、眼が手描きっぽくなっています。


とても魅力的なカラーのF6G。5インチサイズも探し続けていますが、ついぞ見付かりません。まあ、他のカラーでも十分によく釣れるのですが・・・。

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